TAMA団塊100
バラの露地栽培に魅せられて
おとうさんのバラ 長谷川正明さん(65歳・瑞穂町)
3年前まで三鷹市でクリーニング店を営んでいた長谷川さんは、露地栽培のバラの力強い香りに魅かれ、
現在は瑞穂町でバラの露地栽培にいそしむ。
18年前に自宅で挿し木したバラの花が咲いたことに感激し、バラ作りに興味がわいた。 栽培に工夫し、花が咲くと店の前に置き、お客さんなどに見てもらっていた。ある時、 お客さんからバラ園芸家の高木絢子さんを紹介され、バラ栽培の基礎から剪定まで教わり、さらにのめり込んでいった。
「広い土地で思いっきりバラを栽培したい!」という思いが日増しに募った。60歳を過ぎた時、 「これからの人生をバラ栽培にかけよう」と、土地を探したところ、瑞穂町に1反の土地が借りられた。 そこを「バラの花園みずほ」と名付け、バラの季節には切り花なども販売している。
同町には広島県ホロコースト記念館から苗木を譲り受けて植樹した「アンネのバラ」がある。 バラの専門家である長谷川さんは、管理を任され、今では町内の公共施設に増やした数か所の アンネのバラの手入れを行うようになった。
その腕が買われ、07年には町の姉妹都市・米モーガンヒル市から訪問団が来た際に植樹された公式花 「ポールズ・スカーレット」の管理も任されるようになった。
この夏には、「瑞穂の町の魅力を再発見するための展示会」を試みたフリーデザイナーの江藤梢さん(27)に誘われ 、会場に集まった人たちの前でバラ栽培の講師を務め、バラの魅力を語った。
今後やりたいことのひとつに、無添加のコンニャク作りがある。バラ園の一部でコンニャク芋を栽培し、 試食会では薬剤を入れずに作ったコンニャクが好評だった。「秋の産業祭に販売できればいいですね。 将来町の活性化に役立てれば」と夢は広がる。
「バラがきっかけで瑞穂町と縁し、素晴らしい人たちと知り合いになれました。この町が大好きです」 と話す長谷川さん。町が花一杯になることを夢見て、今日もバラ栽培に励んでいる。
18年前に自宅で挿し木したバラの花が咲いたことに感激し、バラ作りに興味がわいた。 栽培に工夫し、花が咲くと店の前に置き、お客さんなどに見てもらっていた。ある時、 お客さんからバラ園芸家の高木絢子さんを紹介され、バラ栽培の基礎から剪定まで教わり、さらにのめり込んでいった。
「広い土地で思いっきりバラを栽培したい!」という思いが日増しに募った。60歳を過ぎた時、 「これからの人生をバラ栽培にかけよう」と、土地を探したところ、瑞穂町に1反の土地が借りられた。 そこを「バラの花園みずほ」と名付け、バラの季節には切り花なども販売している。
同町には広島県ホロコースト記念館から苗木を譲り受けて植樹した「アンネのバラ」がある。 バラの専門家である長谷川さんは、管理を任され、今では町内の公共施設に増やした数か所の アンネのバラの手入れを行うようになった。
その腕が買われ、07年には町の姉妹都市・米モーガンヒル市から訪問団が来た際に植樹された公式花 「ポールズ・スカーレット」の管理も任されるようになった。
この夏には、「瑞穂の町の魅力を再発見するための展示会」を試みたフリーデザイナーの江藤梢さん(27)に誘われ 、会場に集まった人たちの前でバラ栽培の講師を務め、バラの魅力を語った。
今後やりたいことのひとつに、無添加のコンニャク作りがある。バラ園の一部でコンニャク芋を栽培し、 試食会では薬剤を入れずに作ったコンニャクが好評だった。「秋の産業祭に販売できればいいですね。 将来町の活性化に役立てれば」と夢は広がる。
「バラがきっかけで瑞穂町と縁し、素晴らしい人たちと知り合いになれました。この町が大好きです」 と話す長谷川さん。町が花一杯になることを夢見て、今日もバラ栽培に励んでいる。
(文・西多摩新聞社)